職長に必ず求められる資格がある
最近の企業の傾向として、現場を任せることが出来る職長は誰でも良いわけではないことが増えています。
今までは現場を知り経験がある人を職長にしていることが多く、年功序列が多かったです。
しかし今では責任者としての資格を所有していることが望ましく、それこそが安全衛生責任者です。
職長教育として企業側が求める資格と言っても過言ではありません。
ではどのように取得するのかというと、職長教育を受けることで完了します。
企業が育てるのではなく、技能講習センターなどで講習を受けてから修了証が交付されるシステムになります。
他の講習とは違って、安全管理を求められることから2日14時間の講習が計画されており、それをクリアした人にしか交付されない修了証です。
ただしこの講習を受ければほとんどが交付されますので、資格のように難しいものではありません。
これからキャリアを積み重ねたいと希望している方にこそ、進んで取得してほしい資格になります。
こちらの技術技能講習センターでも職長教育を行っていますので、頼ってみると良いでしょう。
地方によっては講座は1ヶ月に数回しか開催されないこともありますが、こちらの講習であればかなりの頻度で行われていますので時間を見つけて受けることができます。
これを持っていることによって就職が有利になるわけではありませんが、職長としての権限を得ることができ、それに伴い給料にも反映されることからかなり有利な資格になるのは間違いありません。