職長教育はどこで受講が可能なのか
「職長」とは、日本の事業場に於いて労働者を指揮監督する責任者のことを指します。
職長教育を受けなければならないのは、建設業のほか製造業の業種などが存在します。
では、職長教育はどこで受講できるのでしょうか。
現場での作業のように見て覚える仕事ではありません。
技術技能講習センターで、「職長・安全衛生責任者教育」の講習日程より選択して講習を受けることが可能です。
職長教育を受ける際には、技術技能講習センターのホームページから申し込みが可能です。
受講科目より「職長・安全衛生責任者教育」の参加可能な日程を選び、ウェブ上からの申し込みが行えます。
開催会場もいくつかあるので、自分が「確実に」参加できる日にちと会場を選んで受講しましょう。
「確実に」というのは、2日間連続で講習に通わなくてはならないからです。
1日でも休んでしまうと、修了証も発行されませんので注意してください。
講習内容にはリスクアセスメントも含まれており、受講料とテキスト代金が必要となります。
受講料は14280円から14580円で、テキスト代は1320円です。
受講にあたって大切なのは、ほかの検定や講習でも言えることですが、講習に参加するのが目的ではなく、その講習によって何が学べるかです。
現場では身に付けられない管理者業務について学ぶことができるので、参加意義は大きいでしょう。
管理者職にある方が2日間の日程を調整するのは難しいかもしれませんが、その分、現場では得られない知識が取得できるでしょう。